沿革と目標

沿革

- History -

九州大学は,既存の学問体系の枠を超えたいわゆる学際的教育研究を推進する大学院独立研究科として,大学院総合理工学研究科を昭和54年に設立しました。以来,約30年にわたり,理学と工学を融合した新しい学問体系である「理工学」の確立を目指して順調な発展を続けてきました。

今や理工学は自然現象の学理を探求する理学と,人類社会への応用を図る工学とを結びつける重要な融合領域として定着しつつあります。

平成10年度には環境調和型社会の構築に貢献する研究と人材育成の推進を目指して大幅な改組拡充を行いました。さらに,平成12年度からは九州大学の全学的な研究院体制への移行に伴って,教員組織としての総合理工学研究院と教育組織としての総合理工学府に分けて,教育・研究の柔軟性と効率化を図っています。