九州大学 博士課程教育リーディングプログラム


プログラムの特色

プログラムのねらい

グリーン化(省資源・環境保全)と経済成長を両立したアジア(グリーンアジア)の実現に資する、アジア圏から世界に環境・エネルギーイノベーションを発信できる「理工系リーダー」を育成することが本プログラムの狙いです。国内企業や海外でリーダーシップを発揮できる理工系専門家を育てようというものです(通常の理工系学術研究者の育成ではありません)。
理工系リーダーを育てるにはどうすればよいでしょうか?リ5つの力をバランスよく育成ーダーシップを専門教育のみで身につけることはできません。ましてや短時間で育てられるものでもありません。GAでは、リーダーシップ育成のためには学生に「研究力・実践力・俯瞰力・国際力・牽引力」という5つの力が必要と考えます。これらをバランスよく身につけさせるため、5年一貫という長い時間をかけて、さらには研究・教育指導体制(国内外の第一級の教員の結集と産・学・官の参画)と経済面からの手厚い修学支援を行います。
また、国際力養成のため、GA授業科目をはじめ実習・セミナー・審査会にいたるまで原則全てを英語で行います(なお、GAコース生の半数はアジア等からの留学生です)。そのような環境のなかでみなさんは以下を学んでいきます。

養成したい人物像

GA授業科目 アジアの理工系リーダー育成
主専門

拡張専門

人文社会系
物質材料科学・システム工学・資源工学のいずれかを専門として習得します
他二分野の拡張専門科目を履修し、三分野の総体としての環境学を学びます
社会学・経済学などの基礎を複合的に学びます
国際感覚 海外実習や実践英語科目によって国際力を身につけます
実践経験 国内外で実践経験を積みます(企業インターンシップ・海外インターンシップなど)

 

5年一貫コース(4月入学者の場合を紹介します)

GAプログラムでは、5年一貫で人材育成を行います。4月入学者の場合、プログラム運営の主体4専攻に入学後、半年後にGA入コース試験があります。GAへの入コース対象の主体4専攻は、総合理工学府3専攻(量子プロセス理工学専攻、物質理工学専攻、環境エネルギー工学専攻)と工学府地球資源システム工学専主体4専攻攻からなります。ただし、GA4専攻以外の学生が入コース希望の場合、GA4専攻のいずれかに転専攻することによって入コースが可能です(実績あり)。
4月入学者の場合

プレ課程…5年一貫のGAに入コースするには大きな決断を必要とするかもしれません。4月の大学院進学からのこの半年間に、まず専攻での生活に慣れつつ、GAの事を良く知ってください(分からないことはGAのスタッフに遠慮なく相談してください)。GA入コースを決断したならば、入コース試験に備えてください。

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