九州大学 博士課程教育リーディングプログラム


国際インターンシップ

GAコース生は、博士課程の間に国際インターンシップを行います。これは、研究機関等で3〜6週間程度のインターンシップを行い、海外の研究開発(業務)の現場で必要とされる知識や技能を体感して学習することを目的としています。
原則として、まずは外部機関が費用をサポートするインターンシッププログラムに応募してください。他に手段がない場合は、GAより最大50万円(29年度; 旅費、宿泊費、日当、ビザ取得費用等すべて含む)を限度にサポートします。この予算範囲でホスト機関と期間を決定してください。国際インターンシップは、コース修了要件の「国際インターンシップ(2単位)」として成績評価・単位認定されます。

<国際インターンシップの流れ>

1) どのプログラムに応募するか、またはどのホスト機関に行くか、メンター(およびホスト機関の担当者・関係者)と相談
⇒行先(ホスト機関)は、海外の研究機関や企業となります。
 留学生は、原則として母国以外・日本以外で実施してください。また出身大学での実施はでき
 ません
。もし母国や日本での計画がある場合は、メンターからの理由書を提出してください。
2) 実施の3ヶ月前を目安に、国際インターンシップ計画書 に記入してGA事務局にe-mailにて提出 → E-mail to: greenasia[at]ga.kyushu-u.ac.jp
⇒内容確認後、GA学務委員会で参加の可否が決定されます。
3) 出張手続き(詳細と書類のダウンロード) :外部機関からの支援がない場合
「出張申請書」「日程表(カレンダー)」「宿泊先料金がわかるもの」「Eチケット・領収書」等をGA事務局へ提出
総理工の学生は「インターンシップ届」と「海外渡航届」の原本を教務課へ提出
工学府の学生は「インターンシップ届」と「海外渡航届」の原本をGA事務局へ提出
4) ホスト機関でインターンシップ開始(開始時と終了時に事務局へ連絡)
5) 終了後の手続き(詳細と書類のダウンロード) :外部機関のサポートがない場合
1週間以内に出張報告書 「航空券の半券」「宿泊先の領収書」等を事務局へ提出
6) 1か月以内に「国際インターンシップ報告書(学生)」「同(海外メンター)*」「同(指導教員)」をまとめてGA事務局にe-mailにて提出(国際インターンシップ計画書と同一ファイル )
*海外メンターには、早めに報告書の作成を依頼しておいてください。(帰国前)
7) 国際インターンシップの実施内容について口頭発表(英語)を実施。

※注意事項

・いつ国際インターンシップを行うかは各コース生の判断に委ねますが、講義や他の行事との兼ね合いを考え、大学院入学後3年目の夏期や秋期、冬休みに行うことを推奨します。

・VISAが必要な場合は、ホスト機関の指示に従って、お早めに申請・取得ください。VISAの種類や国によっては、取得に3カ月以上を必要とします。VISAが間に合わないと、予定通りインターンシップを開始できませんのでご注意ください。

・下記のような公的あるいは私的な奨学金制度に応募することをお勧めします。
TOBITATE (トビタテ) (国内学生のみ)
 http://www.tobitate.mext.go.jp
JSPS (若手研究者海外挑戦プログラム) (国内学生のみ)
 https://www.jsps.go.jp/j-abc/index.html

・出張手続きは、遅くとも2ヶ月前には書類を全て揃えて済ませてください。手続きが遅くなると、出発前のお支払い(概算払い)ができず、帰国後のお支払い(精算払い)となりますので、ご注意ください。

・学研災付帯賠償責任保険(学研賠:教務課で申込可)、および海外旅行中の医療保険に必ず加入してください。

・「ホスト機関が諸経費を補助してくれる」等の場合は、期間を延長することができます。そのような場合は必ず事前に事務局に相談してください。

・「ホスト機関から報酬や日当を受給する」場合は、GA奨励金の金額が調整(減額)されますので、事前に事務局にご相談ください。

・「研究室の経費で出張する」等の場合も、その経費で実施することができます。但し、GAの経費は他経費と合算して使用できないため、個別に出張申請してください。この場合も必ず事前に事務局にご相談ください。