各専攻の理念・ポリシー:大気海洋環境システム学専攻

教育研究上の目的

 地球環境科学と自然流体力学を基礎にして、我々の生命環境を維持する大気海洋圏が直面している未曾有の危機に対する方策の確立を目指す広い視野を持った人材を養成する。


アドミッション・ポリシー

●求める学生像(求める能力・適性等)
 本専攻の学問領域は、非線形物理、大気環境、大気海洋力学、海洋工学など多岐にわたります。これらの学問領域に強い関心をもち、これらの専門知識による地球環境の保全・創造に意欲のある学生を求めています。なお、大学学部や高等専門学校の卒業生のほか、社会人や留学生も広く受け入れます。


カリキュラム・ポリシー【修士】

◇教育課程の特色、内容・方法
 本専攻は流体力学を基礎として、地球環境に関わる様々な理工学分野における科学技術を修得するため、非線形物理学、大気環境学、大気海洋力学、海洋工学などに関連した各専門分野に関する先端的な科学技術と、それを理解・応用するための幅広い基礎科目ならびに実習を行います。これらの実践により、広く社会に貢献し得る科学者・技術者の養成を目指しています。

 

◇研究指導体制
 総合理工学府の基幹研究室3に、本学応用力学研究所から協力研究室10、さらに(独)海洋研究開発機構から連携講座1が加わり、計14の研究室で本専攻を構成しています。各研究室は互いに密接に協力しながら、学際的な教育・研究を行っています。

 

◇修了要件、成績評価基準・評価方法等
 修士課程においては、所定の単位を取得し、修士論文を提出し、試問会に合格することにより、修士(工学、理学、学術)の学位が取得できます。

 


カリキュラム・ポリシー【博士】

◇教育課程の特色、内容・方法
 本専攻は流体力学を基礎として、地球環境に関わる様々な理工学分野における科学技術を修得するため、非線形物理学、大気環境学、大気海洋力学、海洋工学などに関連した各専門分野に関する先端的な科学技術と、それを理解・応用するための幅広い基礎科目ならびに実習を行います。これらの実践により、広く社会に貢献し得る科学者・技術者の養成を目指しています。

 

◇研究指導体制
  総合理工学府の基幹研究室3に、本学応用力学研究所から協力研究室10、さらに(独)海洋研究開発機構から連携講座1が加わり、計14の研究室で本専攻を構成しています。各研究室は互いに密接に協力しながら、学際的な教育・研究を行っています。

 

◇修了要件、成績評価基準・評価方法等

 博士課程においては、所定の単位を取得し、博士論文を提出し、試問会に合格することにより、博士(工学、理学、学術)の学位が取得できます。

 


ディプロマ・ポリシー【修士】

A 知識・理解
 ・大気・海洋・宇宙に関する基礎概念を理解する。
 ・地球資源の開発と地球環境の制御を行うための理工学的方法を理解している。
 ・地球環境に関わる諸問題を、自然流体科学を基盤として理解している。

 

 B 技能
 B-1 専門的能力
 ・ 複雑な流体環境の諸問題、ならびに、大気海洋理工学の複雑な非線形現象の素過程と地球流体力学の諸問題を自然流体全体にわたる広い視点から総合的に把握し、説明することができる。
 ・ 計測や観測によって大気海洋環境の実体を明らかにすることができる。
 ・ 気候変動のメカニズムや数値モデルの開発及び短期的な海況予報についての問題を解析することができる。

 B-2 汎用的能力
 ・ 地球環境に関わるさまざまな現象を、基礎的な法則に基づいて正確に理解する能力を持つ。
 ・ データの適切な処理を行う能力を持つ 。
 ・ 与えられた課題を、基本に立ち返って的確に分析し、その問題点を論理的に整理できる能力を持つ。
 ・ 情報や通信技術を活用する能力を身につける。
 ・ 自分の意見を明確に述べる能力と相手との建設的な意見交換ができる能力を持つ。
 ・ 英語を理解し活用する能力を持つ。

 

 C 態度・志向性
・ 課題に取り組む積極性と持続力を持つ。
 ・ 修得した知識を社会に還元する姿勢を持つ。
 ・ 周りとの協力を進めながら問題解決へ努力する協調性を持つ。



ディプロマ・ポリシー【博士】

○到達目標
A 知識・理解
 ・大気・海洋・宇宙に関する基礎概念を深い洞察力で理解する。
 ・地球資源の開発と地球環境の制御を行うための理工学方法を深い洞察力で理解している。
 ・地球環境に関わる諸問題を、自然流体科学を基盤として総合的に理解している。

 

 B 技能
 B-1 専門的能力
 ・ 複雑な流体環境の諸問題、ならびに、大気海洋理工学の複雑な非線形現象の素過程と地球流体力学の諸問題を自然流体全体にわたる広い視点から総合的に把握し、解決することができる。
 ・ 計測や観測によって大気海洋環境の実体を明らかにし、環境保全や環境予測に資することができる。
 ・ 気候変動のメカニズムや数値モデルの開発及び短期的な海況予報についての問題を解決することができる。

B-2 汎用的能力
 ・ 地球環境に関わるさまざまな現象を、基礎的な法則に基づいて正確に理解し、応用・実践する能力を持つ。
 ・ データの適切な処理を行い、必要な情報を抽出する能力を持つ。
 ・ 与えられた課題を、基本に立ち返って的確に分析し、その問題点を論理的に整理し、課題解決を立案、計画、遂行する能力を持つ。
 ・ 情報や通信技術を活用する能力を持つ。
・ 国際的な研究集会において英語で自分の意見を明確に述べる能力と相手との建設的な意見交換ができる能力を持つ。

 

 C 態度・志向性
 ・ 課題の発見と解決に取り組む積極性と持続力を持つ。
 ・ 修得した知識を社会に発信する姿勢を持つ。
 ・ 周りとの協力を進めながら問題解決へ努力する協調性とリーダーシップを持つ。