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17 研究室が該当しました。
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[Ⅱ類] 核融合システム理工学研究室
プラズマ・量子理工学メジャー
定常核融合炉の実現を目指して先進的プラズマ診断 ・プラズマ波動加熱 ・プラズマ対向壁の能動的制御をテーマに研究を行っています。実験では球状トカマクとしてアジア最大の装置QUESTでGHz帯の大電力高周波によってプラズマを生成・加熱し、その振る舞いを調べています。またプラズマ-壁相互作用は壁温に依存する性質があるため、高温壁を利用した粒子制御実験とモデリングを進めています。近年は液体金属を利用した先進的プラズマ対向壁の開発も開始しました。QUESTはオンキャンパス(筑紫)の装置であり、実験・技術開発の現場を実体験できます。
「当研究室は、出射・池添研究室、井戸研究室と協力して教育・研究を進めています。」
●世界最長の定常球状トカマクプラズマ中の粒子循環の理解
●世界で唯一の高温壁を用いた燃料粒子制御
●波動からプラズマへのエネルギーと運動量移行の理解と応用
●プラズマ・気体・固体間の相互作用の理解と制御
●用途に応じた計測器や分析法の開発
[Ⅱ類] 先進宇宙ロケット工学研究室
プラズマ・量子理工学メジャー
手のひらサイズの小型人工衛星用ロケットから
有人惑星間航行用のレーザー核融合ロケットエン
ジンまで様々な次世代宇宙推進に関する研究およ
び開発を、実験、計算機シミュレーションの両面
から進めています。さらに宇宙機のシステム設計
も行っています。
また、天体観測や衛星観測だけでは理解が難し
い超新星残骸における衝撃波、太陽フレアにおけ
る磁力線再結合、地球のバウ衝撃波等の高エネル
ギー現象に似た状態を地上で再現し、詳細に計測
することで、宇宙の高エネルギープラズマ現象の
研究も進めています。
●手のひらサイズの小型イオンエンジンの開発
●ホールスラスタにおける異常輸送の解明
●電気推進機の自動制御に関する研究
●レーザー核融合ロケットの原理実証研究
●高強度レーザーによる天体プラズマ現象の研究
[Ⅱ類] エネルギー化学工学研究室
プラズマ・量子理工学メジャー
魅力的な次世代エネルギーシステムの開発を目
指し、プロセス工学や熱物質移動工学分野の教育
と研究に取り組んでいます。基礎実験を通じて現
象をモデル化し、これに基づく数値シミュレー
ションを活用して最適なシステムを追究します。
最先端科学技術の開発領域では、これまでの知
見のみでは現象を予測することが難しいような状
況が多く現れます。本研究室では、プラズマや超
臨界二酸化炭素と固体壁との界面や、液体金属・
溶融塩など高温融体の流動場、中性子による核変
換反応場など、特殊な環境下での物質移動現象の
解明とそのモデル化に挑んでいます。また、放射
性物質であるトリチウムの環境動態や、プラズマ
を用いた水素製造等にも取り組んでいます。これ
らの知見は、核融合炉や次世代原子炉システム、
水素エネルギー利用社会の実現に生かされます。
●核融合発電プラント燃料循環システムの開発
●土壌及び植物における物質移動現象のモデル化
●液体金属及び溶融塩循環システムの開発
●プラズマや触媒等を用いた水素抽出技術の開発
[Ⅱ類] 非平衡プラズマ力学
プラズマ・量子理工学メジャー
准教授 Moon Chanho(文 贊鎬),
研究室サイトへ
プラズマ科学の基礎的研究から高温プラズマを生成す る核融合基礎実験装置を用いた研究まで幅広い研究 テーマに取り組む 。 主にプラズマ乱流 、 輸送現象 、 計測法 開発 、 非線形データ解析など 、 極限プラズマに関する教 育と研究を行う 。
●ダイナモ磁場 , ゾーナル流の自発形成 機構解明
●乱流と輸送の非線形相互作用による プラズマの自己組織化機構の解明
●レーザーやマイクロ波による先進的 プラズマリモートセンシングの開発
●トモグラフィーによる乱流の多次元構 造のダイナミクスの観測
●データ駆動プラズマ科学
[Ⅱ類] 核融合プラズマ理工学研究室
プラズマ・量子理工学メジャー
教授 藤澤彰英 , 准教授 永島芳彦 , 助教 西澤 敬之,
研究室サイトへ
プラズマ科学の基礎的研究から高温プラズマを生成す る核融合基礎実験装置を用いた研究まで幅広い研究 テーマに取り組む 。 主にプラズマ乱流 、 輸送現象 、 計測法 開発 、 非線形データ解析など 、 極限プラズマに関する教 育と研究を行う 。
●ダイナモ磁場 , ゾーナル流の自発形成
機構解明
●乱流と輸送の非線形相互作用による
プラズマの自己組織化機構の解明
●レーザーやマイクロ波による先進的
プラズマリモートセンシングの開発
●トモグラフィーによる乱流の多次元構
造のダイナミクスの観測
●データ駆動プラズマ科学
[Ⅱ類] シミュレーションプラズマ物理学研究室
プラズマ・量子理工学メジャー
核融合プラズマに関するシミュレーション研究
にスーパーコンピュータを用いて取り組む。磁場
閉じ込めプラズマで重要な役割を果たすプラズマ
乱流について、自発的構造形成機構を中心にシ
ミュレーション研究を行う。また、プラズマ実験
とプラズマシミュレーションから得た乱流場デー
タを対照させる数値診断により、プラズマ乱流を
研究する新しい方法論(乱流統合診断)を開拓する。
さらに、核融合プラズマの輸送問題について、炉
心、周辺等の支配法則を探求し、それら物理過程
を統合した核融合炉シミュレータを開発すること
により、核燃焼プラズマの自己完結的な時間発展
シミュレーション実現をめざす。これら研究を通
じて、実験観測対象を模擬する複合的な計算機シ
ミュレーションのための教育を行う。
●プラズマ乱流の構造形成と選択則に関する研究
●乱流場の数値診断シミュレーション研究
●核燃焼プラズマ統合コードの開発研究
●マルチスケールプラズマシミュレーション研究
[Ⅱ類] プラズマ応用理工学研究室
プラズマ・量子理工学メジャー
通常は私たちの身の回りにはない高エネルギー粒
子であるプラズマを用れば,これまで不可能であっ
た技術が可能になります.「医療」「バイオ」「農
業」「環境」の各分野で役に立つプラズマの新しい
応用技術の研究開発を行っています.
プラズマは高いエネルギーを持ちますが寿命が短
いため,化学薬品とは異なり,薬剤の残留性の心配
がない安全無害な応用が可能です.この利点により
人と環境に優しい医療器材用プラズマ滅菌器や農産
物殺菌装置,食品殺菌装置を開発しています.また,
植物に酸素プラズマを照射することで植物の成長を
促進させる研究も行っています.
また,細胞に酸素プラズマを照射しがん細胞を殺
滅する研究を行っています.一方でT細胞,B細胞,
マクロファージといった免疫細胞に酸素プラズマを
適度に照射することで免疫細胞を活性化し,病気の
予防につなげる研究も推進しています.
●酸素プラズマによる人と環境に優しい滅菌器
●プラズマ照射によるがん細胞の殺滅とメカニズム
●酸素プラズマによる免疫細胞の活性化
[Ⅱ類] 粒子線物理工学研究室
プラズマ・量子理工学メジャー
安全・安心・スマートな未来社会を支える粒
子線物理工学研究
中性子やミュオンといったミクロな粒子線のエ
ネルギー・医療・宇宙開発分野への先端的応用を
目指し、物理学と医学・工学の分野融合研究を
行っています。加速器実験・理論計算に加えて数
値シミュレーションの手法を駆使し、がん等の検
査や治療に用いる新しい放射性薬剤製造法の開発、
半導体デバイスにおける宇宙線誘起ソフトエラー
発生機構の解明、高レベル放射性廃棄物の低毒化
や資源化のための核変換、宇宙線ミュオグラフィ
による小中規模インフラ設備の透視による劣化診
断、機械学習を用いた放射線計測データの解析技
術開発といった研究テーマに取り組んでいます。
●ミュオグラフィ技術による構造物透視
●宇宙線誘起ソフトエラー発生機構の研究
●加速器中性子源を用いた医療用RI製造
●核変換による高レベル放射性廃棄物の低毒化
●先端放射線検出器およびデータ解析手法の開発
[Ⅱ類] 先進プラズマ理工学研究室
プラズマ・量子理工学メジャー
宇宙で輝く恒星の内部では核融合反応が起きています。将来の究極のエネルギー源として期待される「地上の太陽」の実現に向けて、世界各国が協力して核融合炉の研究開発を進めています。
筑紫キャンパスにアジア最大の球状トカマク装置QUESTを構え、RFを用いた核融合プラズマの生成・加熱・維持、プラズマ診断・制御の研究、および必要な高周波・ミリ波要素部品の開発等に取り組んでいます。ITER、核融合(原型)炉で用いられるような大電力ミリ波要素部品の開発は、国内外の大学・研究所との共同研究で進めています。また、多彩な複雑性を秘める高温プラズマの普遍的な性質を探求する物理研究も行っています。関連する実験技術と解析、数値計算、物理議論を習得するための総合的な教育を行います。
当研究室は、核融合システム理工学(花田・恩地)研究室、核融合プラズマ物性制御工学(井戸・長谷川)研究室と協力して教育・研究を進めています。
●トカマクプラズマの非誘導立ち上げシナリオの構築
●プラズマ波動を用いた先進プラズマ加熱、電流駆動、制御手法の開発
●電磁波を用いた高温プラズマ計測技術の開発
●大電力ミリ波要素部品の開発
●磁化プラズマの巨視的・微視的不安定性の学理
●高速電子とホイッスラー波の相互作用に関する地上実験
[Ⅱ類] 先進核融合情報制御理工学
プラズマ・量子理工学メジャー
核融合は持続可能なエネルギー供給を可能にする次世代の技術とされ、特にその制御が非
常に難しいため、複雑なプラズマの動作をリアルタイムで管理し、効率的にエネルギーを
抽出することが求められます。
本研究室では、核融合エネルギーの安定的かつ効率的な生成・制御を実現するために、情
報技術や制御理論を活用して、核融合の実用化に向けたさまざまな技術的課題に取り組ん
でいます。プラズマの長時間維持や高効率なプラズマ閉じ込め、不安定性の抑制などに関
する先進的な実験、及び研究は、筑紫キャンパスに設置されているアジア最大の球状トカ
マク装置QUESTを用いて行われます。
当研究室は、核融合プラズマ物性理工学(井戸・木下)、核融合システム理工学(花田・
恩地)研究室、先進プラズマ理工学(出射・池添)研究室と協力して教育・研究を進めて
います。
●機械学習を用いたプラズマ制御技術の開発
●ダイバータプラズマの生成と維持に関する研究
●プラズマの数値予測モデリングによる予測と最適化
●センサー技術とデータ収集によるリアルタイム処理の研究
●不安定性を抑制するロバストなフィードバック制御システムの開発
[Ⅱ類] 核融合プラズマ物性理工学研究室
プラズマ・量子理工学メジャー
無尽蔵の燃料と高い安全性のため究極のエネルギー源と期待される核融合発電炉を実現するためには、1億度を超える高温プラズマを効率よく生成し、閉じ込める必要があります。それには、高温プラズマの性質を理解することが必要不可欠です。また、高温プラズマは強い非線形性を有する非平衡開放系であり、その性質をどのように解明し、また制御するかは、現代物理学及び工学の最前線の課題でもあります。本研究グループは、球状トカマク装置QUEST及びトカマク装置PLATOを用い、高温プラズマの物理的性質を明らかにするための重イオンやマイクロ波、レーザーを用いた先進的な計測器の開発とそれを用いた物理研究を展開しています。
●磁場閉じ込めプラズマ中の乱流及び不安定性の研究
●重イオンビームを用いたプラズマ乱流計測
●マイクロ波を用いたプラズマ乱流計測
●レーザー散乱を利用した電子温度及び密度計測器の高性能化