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[Ⅱ類] 核融合プラズマ物性理工学研究室
プラズマ・量子理工学メジャー

無尽蔵の燃料と高い安全性のため究極のエネルギー源と期待される核融合発電炉を実現するためには、1億度を超える高温プラズマを効率よく生成し、閉じ込める必要があります。それには、高温プラズマの性質を理解することが必要不可欠です。また、高温プラズマは強い非線形性を有する非平衡開放系であり、その性質をどのように解明し、また制御するかは、現代物理学及び工学の最前線の課題でもあります。本研究グループは、球状トカマク装置QUEST及びトカマク装置PLATOを用い、高温プラズマの物理的性質を明らかにするための重イオンやマイクロ波、レーザーを用いた先進的な計測器の開発とそれを用いた物理研究を展開しています。
●磁場閉じ込めプラズマ中の乱流及び不安定性の研究
●重イオンビームを用いたプラズマ乱流計測
●マイクロ波を用いたプラズマ乱流計測
●レーザー散乱を利用した電子温度及び密度計測器の高性能化
[Ⅱ類] 先進核融合情報制御理工学
プラズマ・量子理工学メジャー

核融合は持続可能なエネルギー供給を可能にする次世代の技術とされ、特にその制御が非
常に難しいため、複雑なプラズマの動作をリアルタイムで管理し、効率的にエネルギーを
抽出することが求められます。
本研究室では、核融合エネルギーの安定的かつ効率的な生成・制御を実現するために、情
報技術や制御理論を活用して、核融合の実用化に向けたさまざまな技術的課題に取り組ん
でいます。プラズマの長時間維持や高効率なプラズマ閉じ込め、不安定性の抑制などに関
する先進的な実験、及び研究は、筑紫キャンパスに設置されているアジア最大の球状トカ
マク装置QUESTを用いて行われます。
当研究室は、核融合プラズマ物性理工学(井戸・木下)、核融合システム理工学(花田・
恩地)研究室、先進プラズマ理工学(出射・池添)研究室と協力して教育・研究を進めて
います。
●機械学習を用いたプラズマ制御技術の開発
●ダイバータプラズマの生成と維持に関する研究
●プラズマの数値予測モデリングによる予測と最適化
●センサー技術とデータ収集によるリアルタイム処理の研究
●不安定性を抑制するロバストなフィードバック制御システムの開発